「登校経路の丁度中間地点に「見守り」の拠点をつくって子どもたちの安全を確保しよう」
と、当社の裏にある塩水の待避所に小さな番所を建て、高齢で比較的時間の取れる方たちが中心となり見守り活動をはじめました。
それまでは南小谷小学校まで徒歩通学だった下里瀬地域の児童たちもバス通学となり、塩水を歩いて登下校するのは北雨中の児童生徒たちまでの予定となりましたが、
「”ドアtoドア”の通学ではなく、歩くことも取り入れる必要がある」
と、当時の統合小学校長先生の提案により小中学生が塩水でバスを降りる計画となったこともあり、ほぼ総ての児童生徒がこの見守り拠点を通って通学することになりました。
登校時には良かった天気が下校時にはぐずつき、傘のない子どもたちが傘を借りに寄ったり、別に用もないのにこの見守り拠点に立ち寄り時間を潰す子供も結構多くいました。
この施設が立ち上がった翌年から、自分も月に一度だけ、朝だけですが協力してきました。
今日はこの見守り拠点を立ち上げたこのおじさんが、80歳という高齢による体力と気力の低下を原因に引退するときめ、最後の勤務に当たる〆の日。
ある意味同僚である私はすぐ横の会社に一旦出社し、一連のルーチンワークを終えた後、おじさんの最後の仕事を記録するため歩いて番所に向かいました。
本当に、お疲れ様でした。そして、心から感謝いたします。
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