我が長商。例年春恒例の強化合宿@大橋旅館を、先日日曜日の練習試合にて〆括りました。
この日は保護者による草刈正雄の日でした。思い返せば裕貴が入学した4年前、初めての草刈りの日ニャ続いてやってきた大砥さんからの連絡を勘違いして、
「草刈り+1年役員決め」と思い込み、意気揚々と草刈機を持ち込んで呆れられたのが昨日のことのようですが(自爆)、その後いつからか自然とその方程式が当たり前となり、昨日もそうですが
「草刈り+1年役員決め」が慣例となりました。
なもんで我が家出発午前5時。新聞配達も済ませ長商グラウンドへと急ぎました。
で、30分前っくらいから草刈機の音が鳴り響くのが普通の草刈りの会ですが、今年は某O田会長の鶴の一声にて、「時間厳守」ケテー。始まりの会を行い、草刈りが始まりました。
ハイ終わりました♪
あっけないな。いろんな物事が「最後」を迎えるこの夏までの日々。最後の草刈りも、思いの外呆気無く終わっちまいました。
もっとやりたかったな。ずっと草刈り、やりたかっ「やれば?」ヤラネーから(メ゚皿゚)凸
ほしゃ草刈り後の様子っからいつもの絵日記でー♪
強化合宿も最終日となりゃ、中野と愉快な仲間たち若干名はジャージにてリラックスタイム続行中。
で、三気寮2階にて執り行われた「1年役員決めの義」
太田会長の司会進行の下、今年は妻科の神がご降臨♪ すんなりと会長も決まり、その他内野もガッチリ固まって、昨年を別にしてその前2年は結構時間が掛かった大捕り物も、また太田会長の大岡裁きにより良い感じでしたヽ(´ー`)ノ
で、この間チャリを盗もうとして捕まりグラウンドお手伝いさんに成り上がった中澤が今日もお手伝いさん♪
イヤイヤ、マヂメな話どうやら大学の教育実習で長商にやってきているそうで、晴れて教員試験と長野県の高校教員採用試験に合格した折には、
今は水撒いてるだけだけどさんな事ぁ無い。
で、A隊は穂高商業(&辰野高校との変則Wだったけどそっちニャすっぽかされた)とのW、B隊は長野西にてWの予定。
我が廣やんはどうにかA隊にしがみついているらしいけど、
「近間だしせっかくだから今日はB隊の写真を撮りに行こうと思う」
って女房に話をし、長商グラウンドでの穂高商業との試合が5回まで終わったところで長野西に移動。
行って試合の様子を観戦しつ写真を撮りましたが、先週の高崎商業との試合同様どうにかA隊に食らいつきたいBの選手たちが気を吐いてました!
7月9日に開幕する第98回の選手権まで、あと1ヶ月余。ベンチに入れるメンバーの最終締め切りまでも、1ヶ月を切りました。
最後までガンガろう。
最後まで諦めない勇気をもって、一球一瞬に精一杯取り組もう。
君が立つ、最後の夏の居場所は、君たちが決めるんだから。
さて試合も終わり長商グラウンドへと戻ると。
静かに、穏やかにグラウンドの石拾いをする選手たち。
その後、長野西から戻ったB隊3年生を集め、池田監督がナニやらおっしゃってました。
当然聞こえるはずがありません。しかし、いままで教えてくださった事、学び取ってきた事をこれからの僅かな時間にどれだけ体現できるか。
そして我が廣やん。A隊ギリとはいえそこすら20名をはるかに越える数の選手たちが、ベンチ入りを狙い自分の持てる力を精一杯出しきり頑張っているなかで、彼が背番号を戴ける確率は、ヲレがハーフで1時間30分を切るのと同じくらい(ヲレ比)厳しいものだと思います。
ほぼ無い。 それが過言ではない。
しかし当然、彼は彼なりに目標としてその高いハードルを越えるため、頑張っている。
親として、応援するしかありません。そして願うしかありません。 が、これは今、長商で野球に励む選手の保護者皆、この思いに尽きるのではないでしょうか。
池田監督は昨日、選手たちを前にこう言いました。
「メンバーを決めるのは俺じゃない。自分で勝ち取れ」
そう信じ、厳しい状況でも頑張り続ける選手たちを、自分たち保護者も最後まで精一杯支えましょう!
その後迎えた合宿最後の練習。ノックではいつも以上に、選手たちに対し心をこめて挨拶をする池田監督。
母たちもそれぞれ複雑な思いが交錯する中で、我が子の頑張りを見守りながらこの時間が過ぎゆくのを惜しみました。
一時体調を崩した宮坂コーチも完全回復。
あまり巧くやると、いつまでも頼まれますぉ♪
選手たちは指導者からの厳しいノックを、本当の楽しそうに受けてました。
コレ徳光間違いなく泥喰ってるな。
で、合宿の最後の最後。例のルーティーンがキャプテン小池の掛け声から。
長い長い10セット(だったか?)が終わり、むさ苦しい野郎どもが抱きついたりしてる見苦しい映像もありましたが割愛御礼。
廣やんも最後の苦しい合宿が終わった歓びを仲間たちと共有してました。
で、皆で肩を組み校歌斉唱。
感動しながら見てるとヲイ!どさくさ紛れにMY坂コーチが2年マネのフジイハルカ2号と1年マネのAR井シャソの間ににハマりこくって職権乱用してるぜ!
で、選手たちの一体感がさらに強まって公式行事は終了しました。
選手たち、最高の表情を見せてました。
厳しい練習に耐え抜いた2年と少し。チームの中で、今まで過ごしてきた立ち位置は違い、またこれから最後の夏に向かいそれぞれの立場もまた違うものになるでしょう。
でもね、親なら誰しも思う。
まずは最後まで諦めず取り組み、もしもその狭き門を抜けたのならその勝ち取った息子の持ち帰った背番号を、息子のユニフォームに縫い付けたい。
次には、やはり最後まで。その試合のゲームセットを迎えるまで、自分が立つその立場の中でチームにできる精一杯の貢献をする我が子を見守りたい。たとえそれが、グラウンドであってもベンチであっても、もしかしたらスタンドだったとしても。
しかしそれらは勿論大事だけど、もっと願うことがあるはず。
ここで学び身につけた多くのことを、それからもずっと続く君たちの人生の中で役立て、高校野球というステージよりももっと広い「社会」というステージで大輪の花を咲かせてほしい、と。
だから、親ではないけどこうして教育実習というかたちで母校に貢献してくれている中澤くんの今後の活躍も、心から祈らずにいられません。
昔はカッコ良かったんですのよ♪(超遠い目)
ほいで我が廣やん。
野球に向いているとはずっと思えなくて。もちろん今でも当然想っていないんだけど。
そんな君に対して、いつでも厳しい目でしか見てこなかった親だけど、ここにきて君の頑張りに驚きながら、下宿で暮らしたこれまでの辛かっただろう日々に寄り添えなかった事への申し訳ない気持ちの中で、それを乗り越えて昨日もA隊に喰らいついてるその努力に、心から精一杯の賞賛を送ります。
最後まで、一番最後まで、プレーヤーでいてほしい。 そう願いながら。
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