※取扱い説明書※


以下のコンテンツをよく読み、なまら用法用量を守ることを誓ってから本文にお進みくださいゴルァ(#゚皿゚)凸

① お蔭様をもちまして我が次男もCHOSHO野球部を引退できましたので、今後は我が家族の備忘録のみとなりそうなオカーソです。

② が、相変わらずCHOSHOでガンガった仲間たちとのこれまでの軌跡は削除しませんので、それらの記事に対して何かしら問題を感じた場合(例:「アタシの取り扱いが小さい」「ヲマイらボケナス杉」「そもそも美化しすぎ」等)におきましては、
  その文責はすべて管理者の西澤盛人にありますので、
  もしかしたら実在する登場人物やその関係者に直接問い合わせることはご遠慮ください。

追記:我が愛すべき長女が、大町岳陽高校の野球部に入部いたしました。

「祝」

という事で今後は我が大町岳陽高校野球部の応援を主にやっていくものとなるかと思います。

  苦情や質問などはすべて管理者が対応いたします。
   fivechilds☆gmail.com
  上記のアドレスまでE-mailでお送りください。


◆管理者プロフィール

氏名:西澤盛人(ニシザワモリト)
住所:緑と雪と温泉のふるさと、小谷村
年齢:52歳(R2年6月11日現在)
職業:もう完全に代表して取締られ役ケテー
バディ:身長178.6㎝(不変) 体重75㎏
家族:右欄「Crew that both I and fate」を参照
特技:子作り 凸(封印)
趣味:子育て 凹(現役)

2010年8月8日

#0377 白馬岳紀行~その1

出発日午前4時、自宅前で東の空を見ると月が出ていました。
北の空を見ても雨飾山に雲はなく、おそらく西に位置する白馬方面でも雲がないことを確信して、荻澤新聞店へと走り、「明日の朝の新聞、お願いします」と家族で山に1泊してくる事を伝え、翌日の新聞をお願いしてそのままとりあえず配達に。
5:00に子供達を起床させて準備した行動食のおにぎりを持ち、荷物を再確認して出発。2日目の行動食は猿倉への移動前にコンビニで購入しようと思っていたので、岩岳口の7-11でカロリーメイトほかを若干買い足して登山口を目指しました。
案の定、白馬三山は綺麗にその姿を現して私達の出発を祝ってくれていました♪

猿倉出発は6:20。駐車場は満車状態で、山荘での混雑具合が想像できます。ここまで当初予定より20分遅くなりましたが、まぁ7時までに出れれば2時台には到着できるだろうと踏んでいたので、とにかく出発です。

この山荘は私の父の代に、大糸木材株式会社で請け負って建てた建物で、今もこうして当時の姿のままに、丁寧に使っていただけている事に感謝です。冬の間は屋根まですっぽりと被るくらいに雪が積もるんですが、よく耐えてくれています。
その山荘前でたむろしているおっさんおばさんたちの奇妙なものを見る目も気にせず、
「どこまで行くの?大雪渓??」なんて言葉に、
「イエイエ山頂に決まってます」とはとても返せず、「いける所までいってみようかと」とだけ返事をして関所を通過。
途中で見え始めた白馬の山頂。みづきはともかく、ヒナマナはまさかあの頂まで自分が向かっているとは思ってもいなかったでしょうね。

白馬尻までの道のりはさほど大変でもなく、それでも2キロほどはありますので、休み休みながら1時間20分掛けて到着。

ここでもまたおにぎりを食べ、20分ほど休んで8:00に出発し、大雪渓を目指します。


20分後にいよいよ雪渓への登坂を開始。運動靴の裕貴、廣やんはスベりながらもコツを掴み、途中からヒナマナの手を引きながらいい調子で登り始めました。

が、1/4ほど登った、勾配が若干きつくなるあたりでヒナがとうとうダウン。仕方なく裕貴がマナを背負い、私はヒナを抱っこして中間地点の島を目指します。

先に島に到着していた廣やん、鼻水出てるケド、だいじょう?(笑)

まぁ少しからだが冷えて寒くなったようですが、雪渓を過ぎればまた暖かくなるからね。気がつきゃヒナも唇真っ青で、ココからは裕貴に私のザックを背負わせて、ヒナマナ2人を私が背負いました。しかしこれがネェ~、物凄く楽しいんですよ。2人で掛け合いの漫才とまではいきませんが、なにやらクイズを出し合ってみたり、一緒に歌を歌ってみたり、保育園のお友達の話をしてみたり。
3年前にみづきを背負って雪渓をあがったとき、その夜白馬山荘で不整脈が出て一睡も出来ず苦しかった思い出が蘇り、
「やめたほうが良かったか?」という思いを持った事もありましたが、なんとか2人の会話に癒され励まされながら、杓子岳側で頻繁に聞こえる落石の音に目を凝らしつつ、ゆっくりと雪渓を登りきることが出来ました。
葱平では目を覚ましてもらって、また皆でおにぎりを食べ、さらに上部を目指します。

そこから少しあがると、チョッと場違いな仕事にんな方達がこの大岩の調査に取り組んでいました。
確かに前回ここを通過したときよりも、かなり回りの布団篭が崩落しかけていましたので、すこしづつ動いているんだという事が解ります。こんな大岩が大雪渓に滑り出したらもうどうする事も出来ないな。
で、昨晩の金曜ロードショー「剱岳~点の記」を髣髴させるこの2人♪

ガンガレ。ヲマイもな。→自分
それにしても、今年は天候の具合が良かったのか、お花畑はドコも満開で出迎えてくれました。花の名前なんて何も知りませんが、綺麗に咲いたそれらの花は子供達をとても楽しませてくれていました。

時折「プシッ」と花を摘んで明らかに自然保護法違反でしたがグリーンパトロールの皆様すみません!次回からはこのようなことがないと思いますのでどうかご容赦下さい。
頂上宿舎までの階段状の登山道、ココからが近いようで結構長いなぁ~、といつも感じていましたが、

いろんな方の白馬岳関連ブログを検索すると皆さん同様の思いをお持ちのようで(笑)、頂上宿舎に到着するとそこにナイスタイミングで置いてあるビールの自販機にゴキブリホイホイ状態でとっ捕まってます(ヲレは今回ヌルーで)。
あと一分張り皆でがんばり、ようやく白馬山荘到着at14:30。猿倉出発から7時間チョイと、予定通りの到着タイムで、私的には十分満足のできる初日の行程でした。
到着後に宿帳を書いて会計を済ませ、案内された部屋は今回初めて南に面した2階の「小雪渓」。とりあえず子供達にカップラーメンを食べさせていますが、だいの大人も食いついてるな→女房殿。

さて、今まで泊まったときにはことごとく北側の、白馬岳山頂を背負った部屋でしたので、いつも少し薄暗い感じがあったのですが、南面の部屋最高!
この眺望♪ いいわ。とっても。
んで、日没夕食までまだ時間があるので、一度山頂を踏んでこようと皆で出かけました。

目指せ山頂で上り始めると、またヒナがダウンで結局山頂ではこの始末。仕方ないな。
なんて事を思いながら、東の垂直に切り立った長野県側の斜面を、いつもどおりこわごわとのぞいて楽しんでいると、あッ!

ブロッケン現象を初めてこの目で見ました。虹の輪の中に自分の影が。写真撮ってもちゃんと写るんだ。廣やんも自分の影に手を振ったりしてみてましたが、ブロッケン現象の意味が解らないマナ。なにか動物かなんかを見つけて騒いでると勘違いしたのか、「あたし何にも見えなぁ~い 。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。 超号泣で。

そんなときに限ってまた霧が消えて視界が良くなり、ますます見せる事ができません(笑)。それでも10分くらい待っているとまた霧が立ちこんで来て、どうにかマナも自分の影を見る事ができました。
山荘に帰って休もうという事になり、頂上からの下山を始めると丁度目を覚ましたヒナ、
「あたしも頂上が見たいぃ~」また泣くか。見かねた裕貴がしかたなくもう一度山頂に戻って見せてあげるというので、私もそれに引っ張られて付いて戻りました。

写真撮るよぉ~、というとチャンとポーズ(笑)。

満足したヒナを連れてまた下り、途中で待っていた女房達と合流して、宿へと戻りました。

ヒナ、よく頑張ったね。一番体が弱いお前も、どうにかマナに負けないように頑張って、マナよりもたくさん歩いたかもしれないよ。

裕貴や廣やんが談話室で漫画を読んでいる間、ヒナマナも一緒に山荘前で少し女房と話をして、夕食前のいい時間を楽しみました。

夕食のために戻ると、丁度食堂の前に私達の回の方達が並んでいるところでした。食堂は130席、この日のセットは5セットだそうで、少なくとも120人×5=600人くらいがこの日山荘に泊まった人数らしいいです。スゲー山小屋だな。
で、今回山荘に泊めていただいてビックリしたのが、夕食のクオリティ。

品数は変っていませんが、このカツがまた美味かった!次回も(あるんかな?)これでオネガイ♪
そして少し早かった一日も終わり、とびっきりのデザートである夕景を楽しんでから早くに布団に入ったのですが、初めての登山で股関節とふくらはぎが痛いと言い出した女房。さすがに女房を背負って下山も出来ないので、一晩でドコまで回復できるのかわかりませんでしたが、とにかくふくらはぎをマッサージしてあげながら、知らない間に眠ってました。
2日目に続く。

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