※取扱い説明書※


以下のコンテンツをよく読み、なまら用法用量を守ることを誓ってから本文にお進みくださいゴルァ(#゚皿゚)凸

① お蔭様をもちまして我が次男もCHOSHO野球部を引退できましたので、今後は我が家族の備忘録のみとなりそうなオカーソです。

② が、相変わらずCHOSHOでガンガった仲間たちとのこれまでの軌跡は削除しませんので、それらの記事に対して何かしら問題を感じた場合(例:「アタシの取り扱いが小さい」「ヲマイらボケナス杉」「そもそも美化しすぎ」等)におきましては、
  その文責はすべて管理者の西澤盛人にありますので、
  もしかしたら実在する登場人物やその関係者に直接問い合わせることはご遠慮ください。

追記:我が愛すべき長女が、大町岳陽高校の野球部に入部いたしました。

「祝」

という事で今後は我が大町岳陽高校野球部の応援を主にやっていくものとなるかと思います。

  苦情や質問などはすべて管理者が対応いたします。
   fivechilds☆gmail.com
  上記のアドレスまでE-mailでお送りください。


◆管理者プロフィール

氏名:西澤盛人(ニシザワモリト)
住所:緑と雪と温泉のふるさと、小谷村
年齢:52歳(R2年6月11日現在)
職業:もう完全に代表して取締られ役ケテー
バディ:身長178.6㎝(不変) 体重75㎏
家族:右欄「Crew that both I and fate」を参照
特技:子作り 凸(封印)
趣味:子育て 凹(現役)

2015年6月9日

#1436 長商野球部、強化合宿終了。

って事で、土曜日の育友会に行くため、少しだけ時間をつくってグラウンドの様子を見に行った際元気そうにしてた廣やんが、午後から熱を出して三気寮で寝込んだそうで、秋山先生に医者まで送り届けて頂き診察を受けた挙句、大事をとって日曜日の練習を休みました。



 orz........ この合宿最終日曜日に欠席とは、なんとまぁ残念なこと。

 しかし確かに他の選手たちに伝染して野球部壊滅させるよかイイな。そうだな(自己解決)。



 それはさておき、標題の通り長商野球部この時期恒例、大橋旅館に泊まり込んでの合宿が、日曜日にフィナーレを迎えました。

 穂高商業、辰野高校との変則Wを終えたグラウンドでは、最後を飾る地獄のルーティーンに向け、選手たちが整備を進めます。
監督からナニやらのお話を頂く傍らで、
最後にマウンドに上がったヨンミンとマネージャーサソたちが水分補給の準備中。
いよいよ始まりました。
昨年もフィナーレで長い事続けられたこのトレーニング。
振っては走り、
這いつくばるように体幹トレーニング。
そしてまた、
振って走る。
1,000を超えて振られたバット。ようやく終了かと思われた最後もまた、
選手たちは先輩たちの思いを再確認し、またバットを振りました。
かけがえのない仲間たちとの、この苦しみが多くを占める青春の瞬間を、また今までの先輩たちがそうであったように、これからの人生における苦難にぶつかった時、一歩前に進む勇気をくれる経験になってくれるに違いありません。

 入学初年。中澤世代での合宿に裕貴は当然不参加。

 昨年の土屋世代で初めて裕貴が合宿参加メンバーに入り、結果他の保護者の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ないながらも私たち夫婦は色々な事を知りました。結局、この年の合宿のフィナーレ当日は女房が弁当をもって行き私は家で子守でそれを見る事ができませんでした。

 そして昨年、裕貴最後の夏を迎えるにあたっての合宿で、自分は初めて合宿最終日のフィナーレを見学。

 この日、共に過ごしてきた3年生はもちろん3年生たちを支え闘う2年生、そして入部からようやく部活動に慣れて来た廣やんたち1年生の全部員が、厳しく長い強化合宿を乗り越えて、学年を超え同じ目標に向かい絆を強くするその瞬間に立ち会えました。
(昨年の模様↓)

 今年もまた、ぶつかり苦しみそして乗り越えてきた選手たちの頑張りと、選手それぞれが大きく成長し絆が堅く結ばれる瞬間に出会えた事に、心から感謝しています。

この後、指導者から夏に向けての訓示が行われる前。

 良く聞こえませんでしたが遠山と小池が選手たちを前に、何かを言いました。

 遠山が喋っている間、掛かりっぱなしだった音楽に音声が良く聞こえませんでしたが、小池の時には母たちの機転で音楽のボリュームが下げられたため、大きな声で何かを言うのが聞こえました。
多分、
「皆に伝えたいことがあるやつはいないか?」
という池田監督の言葉に、元気よく手を揚げて前に立った小池。
「自分はもうグラウンドに立ちプレーする事はないかもしれないが、一生懸命仲間を支える」

 そう言った。いや、そう言ったように聞こえた。

 待ってくれ。

 ちょっと、待ってくれ。

  一昨年4月半ば。新潟遠征に行けなかった居残り組みの裕貴に弁当を届けたとき、グラウンドに立つ君たちと初めて出会ったんだ。
 千原コーチがノックをし、宮坂コーチが指導して下さる長商グラウンドで、上級生たちと混ざり中学まで使って来たユニフォームで練習に参加していた、1年生だった君たち。


 当然、その中に遠山も小池もいたよね。

もちろん二人だけじゃなくて、A隊がグラウンドにいるときはなかなかグラウンドに立ってノックを受ける機会も少ない1年生のこの時期。
 B隊の練習試合もないこんな日にはきっと、普段の辛さも忘れ苦しくも楽しく、君たちはボールを追いかけていたんだと思う。

 ライバルが多い県内有数の大所帯。しかも、2年後となる最後の夏に許されるベンチ入り20名の中に、3年生だけじゃなく2年生1年生でメンバーに入る選手が出てくることも十分予想できる。

 これは強いチームの宿命。そして君たちはそれを十二分に理解した中で進路を選び、長商に進んでここまでがんばってきた。

 共に汗を流し、時には人知れず涙も流しただろう。

 ヒットで繋げた喜びも、大事なところでエラーした悔しさも、君たち3年生はここまで、誰一人脱落することなく共に支え合い乗り越えてきたんだ。

 3年生まで頑張ってきたその結果は、今君たちが残している足跡のすべてに驚くような数字として、現れているんだよ。

 君たちが入部当初から叩き込まれてきた、長商野球部理念。

地域に愛され
OBに愛され
学校に愛され

日本の文化である
  高校野球をとして

社会に勇気と希望を送り続け

最後まで粘り強く
  あきらめない姿で

感動を与える
  日本一のチームになる

 そうだよ。遠山や小池の心は、このチームの中では自分だけのものじゃないんだ。
 自分の想いはもう、チームのみんなの心を現すものでもあるんだ。

 あの時夢だった甲子園。

 それは今、夢ではなく目標となり、
 今まさに君たちが掴み取り超えていく瞬間を待ってくれているんだ。

 そのための準備を、今まで過ごしたこのグラウンドで、

 苦しみながらもがきながら、

 ずっと、みんなで頑張り続けてきたんだ。

 一人の諦めは、チームの諦めになる。

 思い出してほしい。

 君にとっての悩みは、他の選手の悩みに比べたら小さいものだと感じたかもしれない。

 でもきっと、他の選手たちみんなも同じように悩みを持ち、

 「仲間は今、もっと苦しいときなんじゃないか」

 って己の心を奮い立たせながら、

 ようやく、みんなの力でここまで歩いてきたんだ。

 指導者の情熱と、保護者の愛情、地域の期待とそして何より君たちの努力で、

 チームの全員が高いレベルに達し、ここまでやってきたんだ。

 だから、勇気と自信を持って、最後まで取り組んでほしい。

 最後まで粘り強く、あきらめることなく懸命に、ひたむきに取り組むことが、

 いままで一番近くで君を支えてきてくれた君の両親にすることが出来る、

 一番大きな恩返しなんだ。

 きっとどこかいずれか段階で、夏のベンチ入りメンバーの発表がされるんだと思う。そのタイミングがどこなのかを自分が知る由もないけれど、でもきっとくるだろう長い人生において一瞬でしかないその瞬間の、池田監督が発表する最後の20人目のメンバーが読み上げられるその時まで、

 粘り強く、

 支えてくれる大切な人たちの思いを繋げて、

 頑張り抜くんだよ。

 自分は君たちに何かできるわけでは無いけれど、

 でも心はいつも君たちを、

 君たちを応援してくださる多くの人たちと同じ場所で、

 でも自分なりに強い想いで、

 いつも応援しています。

 我が長男があと一歩で掴めなかった、

 そして次男が描く同じ夢を叶えるために、共に頑張り続ける君たちのために、

 精一杯、声を出していこう。

(ヲレ的)ブサかわいい彼女(達)も精一杯応援するからね!

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