2014年9月8日
#1308 越えるべき壁は己。
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21:32
小谷小学校の運動会が近づき、今年も去年同様「応援団」に立候補し、じゃんけん大会を制して見事その座を射止めたわがみづき。
今年は去年よりも若干役割が多いらしく、去年に輪を掛けて脱輪するんじゃねぇのか?とほぼ不安状態で迎える週末が心から心配です。
さて標題。本日の信濃毎日新聞スポーツ欄で掲載されているのでご存知の通り、我が長商新チームは春の選抜を懸けた第131回北信越の予々選となる北信予選にシードを獲っての参加となるも、昨年のチーム同様初戦で敗退し、県内で二番目に長い夏を過ごしたにもかかわらず、ほぼ一番早く秋を終えオフシーズンに入りました。
選手100人で闘った新しい歴史を刻んだ秋。ですが、自分にとってはまさかの初戦敗退でした。
攻守の歯車がかみ合わず、それでももがきながら勝利を目指す。そんな経過を経てチームが負ける、と言う事は今まで何度も目の当たりにしてきました。
今回は序盤に相手に先取点を与えながらも我慢をつづけ、ようやく中盤から得点を重ねてリードをし、この夏に長商が見せた「我慢と粘りから流れを引き寄せ勝利する」というそんなに悪くない試合を展開しましたが、ふと何かしらのきっかけをもって流れを失い、最後までその流れを引き寄せることなく試合が終わってしまう、というなんだか釈然としないその試合結果をなかなか受け入れることが出来ない自分がいます。
正確には、選手たちはビッグイニングとなった7回、相手に一挙7点を与えて3点を追う9回裏によく粘りつき、2点まで返して1点差となっての試合終了でした。
負けはしました。しかしここでもまた、この夏のチームが体現した「長商野球部理念」を新チームとしても体現してくれたと思います。
昨年のチーム。
最終回に3点を追う展開は、先後違えども奇しくも今年と同じ。
しかし、最終回に得点を入れることはできずに3点差のまま敗退でした。
そんな試合で、しかしその最終回に粘りを見せた前キャプテンの松尾。
内野ゴロを安打にする気迫のヘッドスライディングで、どうにか出塁し意地を見せました。
試合後に、春に向けて努力することを自らにも言い聞かせるように保護者に伝えた松尾の表情を見ることはできませんでしたが、きっとその瞳には固い決意が見えたに違いありません。
秋季初戦敗退で何を書いてよいかわからず、しかし自分なりに基本に立ち返った時最初に記したエントリーは、それまでも何度も聞き、とうとう空で言えるようにもなった「長商野球部理念」でした。
ここからがスタート。昨年はそうだった。
「長商史上最弱チーム」からの脱却。
この敗退から松尾を中心にチームが纏まり、池田監督の厳しい指導の下でもがき苦しみながら血を吐くほどの練習を積み重ねて、この夏に甲子園という最終目標をあと一歩まで追い込んだ。
忘れるな。あの日々の厳しさも苦しさも、一番よく知っているのは引退した3年生と共に汗を流してきた君たち2年生たちなんだ。
そして「あの苦しかった日々以上の努力を重ねる必要があるんだ」って事を一番よく知っているのはまた、君たち2年生なんだよ。
もう一つ。それを知っている君たちと同じように、1年生がそれを超える気持ちをもって練習に取り組める環境をつくっていくこともまた、君たちの大切な役割なんだ。
だからよく伝えたい。
決して迷う事なく、先の光を信じて、そこに導くために君たち以上に悩み苦しむ日々を送り続ける指導者を信じ、日々に自信をもって前に進んでいこうと。
そして必ずや、
「昨年はそうだった」を「昨年もそうだった」と言い、
「そして今年はそれを超えたんだ」
と言えるチームにしよう、と。
そしてもう一度伝えたい。
どれだけ指導してもらっても、
どれだけ応援してもらっても、
そう言えるチームにする事は、
君たちにしかできないんだ。
そして、君たちだけが、
そう言えるチームにする事が出来る権利を、手に入れたんだから。
今年は去年よりも若干役割が多いらしく、去年に輪を掛けて脱輪するんじゃねぇのか?とほぼ不安状態で迎える週末が心から心配です。
さて標題。本日の信濃毎日新聞スポーツ欄で掲載されているのでご存知の通り、我が長商新チームは春の選抜を懸けた第131回北信越の予々選となる北信予選にシードを獲っての参加となるも、昨年のチーム同様初戦で敗退し、県内で二番目に長い夏を過ごしたにもかかわらず、ほぼ一番早く秋を終えオフシーズンに入りました。
選手100人で闘った新しい歴史を刻んだ秋。ですが、自分にとってはまさかの初戦敗退でした。
攻守の歯車がかみ合わず、それでももがきながら勝利を目指す。そんな経過を経てチームが負ける、と言う事は今まで何度も目の当たりにしてきました。
今回は序盤に相手に先取点を与えながらも我慢をつづけ、ようやく中盤から得点を重ねてリードをし、この夏に長商が見せた「我慢と粘りから流れを引き寄せ勝利する」というそんなに悪くない試合を展開しましたが、ふと何かしらのきっかけをもって流れを失い、最後までその流れを引き寄せることなく試合が終わってしまう、というなんだか釈然としないその試合結果をなかなか受け入れることが出来ない自分がいます。
正確には、選手たちはビッグイニングとなった7回、相手に一挙7点を与えて3点を追う9回裏によく粘りつき、2点まで返して1点差となっての試合終了でした。
負けはしました。しかしここでもまた、この夏のチームが体現した「長商野球部理念」を新チームとしても体現してくれたと思います。
昨年のチーム。
最終回に3点を追う展開は、先後違えども奇しくも今年と同じ。
しかし、最終回に得点を入れることはできずに3点差のまま敗退でした。
そんな試合で、しかしその最終回に粘りを見せた前キャプテンの松尾。
内野ゴロを安打にする気迫のヘッドスライディングで、どうにか出塁し意地を見せました。
試合後に、春に向けて努力することを自らにも言い聞かせるように保護者に伝えた松尾の表情を見ることはできませんでしたが、きっとその瞳には固い決意が見えたに違いありません。
秋季初戦敗退で何を書いてよいかわからず、しかし自分なりに基本に立ち返った時最初に記したエントリーは、それまでも何度も聞き、とうとう空で言えるようにもなった「長商野球部理念」でした。
ここからがスタート。昨年はそうだった。
「長商史上最弱チーム」からの脱却。
この敗退から松尾を中心にチームが纏まり、池田監督の厳しい指導の下でもがき苦しみながら血を吐くほどの練習を積み重ねて、この夏に甲子園という最終目標をあと一歩まで追い込んだ。
忘れるな。あの日々の厳しさも苦しさも、一番よく知っているのは引退した3年生と共に汗を流してきた君たち2年生たちなんだ。
そして「あの苦しかった日々以上の努力を重ねる必要があるんだ」って事を一番よく知っているのはまた、君たち2年生なんだよ。
もう一つ。それを知っている君たちと同じように、1年生がそれを超える気持ちをもって練習に取り組める環境をつくっていくこともまた、君たちの大切な役割なんだ。
だからよく伝えたい。
決して迷う事なく、先の光を信じて、そこに導くために君たち以上に悩み苦しむ日々を送り続ける指導者を信じ、日々に自信をもって前に進んでいこうと。
そして必ずや、
「昨年はそうだった」を「昨年もそうだった」と言い、
「そして今年はそれを超えたんだ」
と言えるチームにしよう、と。
そしてもう一度伝えたい。
どれだけ指導してもらっても、
どれだけ応援してもらっても、
そう言えるチームにする事は、
君たちにしかできないんだ。
そして、君たちだけが、
そう言えるチームにする事が出来る権利を、手に入れたんだから。
Written by
Morito D-David Nishizawa
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