#1459 いよいよ初戦。

　標題。11日に開幕した第97回大会。大会3日目までの試合予定を無事終了し、明日も晴天の下ですべての試合が行えそうな空模様です。
　スタジアムの気温はおそらく30度を超え、選手たちにとっては過酷な状況となる事が予想されます。十分に休養をとり、明日の初戦には万全の状態で臨んでくれることを願い、そして選手、スタンド、応援団が一体となって突破できますように、自分もできうる限りのことをスタンドでやりたいと思います。

　長商の応援のためにグラウンド、スタジアムに足を運んでくださる多くの皆様、そして私たち保護者がとても楽しみにしていた、「長商応援団だより”凱歌”」。
　足繁くグラウンドやスタジアムに足を運び、選手たちの一挙手一投足に目を凝らしては、時には厳しくもあたたかい評論で、その時々の試合での模様などを生地にしては、自費で印刷をし、広く長商ファンの方々に配布してくださってマッチャン。

ゲートを入ったところにあるこの私設広報誌を手にされた方も多かろう事と思います。

いつも温かい眼差しで、長商の選手たちを見守ってくださっていました。私たちが楽しみにしていた、このマッチャン新聞。
　2007年5月3日付で創刊されて以来、マッチャンが愛した長商野球部が甲子園のグラウンドに立つ様子を記事にして頂くことは、とうとう出来ませんでした。
　がしかし、そんなマッチャンの熱い思いが、選手たちと共にあるみんなの心の強い支えになっていた事を、私は身を以て知っています。

　選手たちは厳しい指導の下で、どの高校にも決して負けないだけの努力を重ね、積み上げ、築いてきました。
　まだ、届いていないかもしれない。でもこの夏に成長し、超える。

全ては初戦から。

　期待を背負いながらも、それは重荷ではなく後ろから力強く推し進めてくれる大きなチカラであることを、皆が知る。
　そんな一日を迎えよう。
　そのための準備を、君たちはずっとしてきたんだ。
　そのための準備を進める君たちを、みんなずっと支えてきたんだ。