※取扱い説明書※


以下のコンテンツをよく読み、なまら用法用量を守ることを誓ってから本文にお進みくださいゴルァ(#゚皿゚)凸

① お蔭様をもちまして我が次男もCHOSHO野球部を引退できましたので、今後は我が家族の備忘録のみとなりそうなオカーソです。

② が、相変わらずCHOSHOでガンガった仲間たちとのこれまでの軌跡は削除しませんので、それらの記事に対して何かしら問題を感じた場合(例:「アタシの取り扱いが小さい」「ヲマイらボケナス杉」「そもそも美化しすぎ」等)におきましては、
  その文責はすべて管理者の西澤盛人にありますので、
  もしかしたら実在する登場人物やその関係者に直接問い合わせることはご遠慮ください。

追記:我が愛すべき長女が、大町岳陽高校の野球部に入部いたしました。

「祝」

という事で今後は我が大町岳陽高校野球部の応援を主にやっていくものとなるかと思います。

  苦情や質問などはすべて管理者が対応いたします。
   fivechilds☆gmail.com
  上記のアドレスまでE-mailでお送りください。


◆管理者プロフィール

氏名:西澤盛人(ニシザワモリト)
住所:緑と雪と温泉のふるさと、小谷村
年齢:52歳(R2年6月11日現在)
職業:もう完全に代表して取締られ役ケテー
バディ:身長178.6㎝(不変) 体重75㎏
家族:右欄「Crew that both I and fate」を参照
特技:子作り 凸(封印)
趣味:子育て 凹(現役)

2011年12月1日

#0729 より良い環境を作るために

「緑と雪と温泉のふるさと 小谷村」
 ですから「雪のふるさと」と謳ってある通り、スキー場を3つも抱えている豪雪地であり、私たちが子供のときからそうであったように、スキーは小谷村の子供たちに無くてはならないスポーツです。
 みづきがそうしている様に、ほとんどの小谷村の子供たちは保育園児くらいからスキーをするようになっていますし、我が家もそうなってます(別にオリンピック選手を育てたいのではないんですが;(笑)
 私たちの家庭に限らず小谷村で暮らすほとんどの親は冬季観光産業に携わっています。私たち親の世代もそうでした。当然、冬場は子供に手がかけられませんので、安全に親の手元を離れて一日時間をつぶしてきてもらわないとなりませんでした。スキーは格好の時間つぶしだったんだと思いますほとんどの親にとって、ですが)。

 40年代から50年代に入って村も豊かになり、やがてもっと一生懸命にスキーをやる子供たち、いわゆる選手たちが育ってきました。中学、高校、そして大学と競技スキーをやり、やがてそこから基礎スキーへと転向して有名になる村出身者が多数出るようになると、そのあとを追うように親たちは子供たちにお金をかけ、中学からシーズン前の海外遠征に行くことなど、普通になってきました。
小賀坂スキー製作所が主催して行われたオーストリアへの合宿では、参加していた多数の中学生が、スキー場へ繋がるケーブルカーの火災事故で命を落としたのは有名です。
 そしてバブル崩壊、若者たちのスキー離れによる、スキー観光マーケットの急速な縮小。小谷村も最盛期といわれる1990年代の入りこみから比較して、1/3以下になっているのではないでしょうか。当然、親たちの収入も激減し、子供たちにかけられるお金の使い方も変わって来ました。スキーのようなお金のかかるスポーツを両手放しでさせて上げられる親はほとんどいなくなってしまったのです。
 これだけ雪の多い立地、そしてすばらしいスキー場が身近にあるという環境。こんな村に育ちながら、スキーに打ち込むことができないということは、やはり問題かもしれません。ぜひ、強い選手たちになってほしいものだ、と子供がスキーをしない私でさえ、そう思います。
 そこで、村は選手育成のための後援会が募金活動をしています。先日も連絡員文書で全村に協力のお願いが回りました。

 いいことだと思います。ただひとつの要件を除いて、は。
 小谷中学校では、PTAが中心となってその募金活動を行います。が、募金活動をするのは地区PTA役員と決まっていて、その保護者の子供がスキーをしようがしまいが、募金活動を強制的に行わなければならない決まりで、各地区内の家庭を回って募金の要綱を配布し、募金をして領収書を発行して来ました。
 これに昨年異論を唱えたのが自分です。そりゃおかしいぞ、と。
 もちろん頑張る子供たちのために、それが我が子でなくとも応援できるかたちで応援したいとは思いますが、こと金に関ることですし、しかもこの募金活動に寄って少しでも子供たちが良い環境で練習を出来るようにしたいのであれば、たとえ100円でも1,000円でも多く集められるように、スキーをやってる保護者がより一生懸命に募金活動を行うべきではないか。
 子供がスキーをやっていない我が家のような保護者が地区役員で募金に回ったとしても、
「いくらくらい募金すればいいの?」
と聞かれりゃ、
「いくらでもいいですよ」
で終わっちまいます。そうじゃなくて、
「この厳しい御時勢ですが、子供たちもスキーを通して小谷村のために頑張っていますので是非御協力をお願いします!」
なのではないでしょうか。 
 子供たちだって親と一緒に募金に回り、親が自分のために協力をお願いして回っている姿や、年金で生活している中でもたとえ少しでも自分達のために協力してくださる方々の顔を見て、御礼を伝えることをしなければ、意識も変っていかないのではないか。
「それは地区役員の仕事だから」とスキーをやっている子供の保護者が思っていたとしたら論外です。
 PTA役員会で私がその話をした時、
「もうすでに活動予定にはまっているので今から今年のやり方を変えることは無理だが、先では考えましょう」
という結論でした。今年は役を外れているのでどのようなやり方になったのか今のところ私は知りませんが、なにせ何かとお金のかかるスポーツ。いずれにしても子供たちがよりよい環境になるために良い方法がみんなで共有できることを願います。

2 件のコメント:

  1. 大事なことを掲載されましたね…。
    その地域での気候や風土を子どもたちに学ばせるために、
    保護者だけでなく地域ぐるみの募金活動は必要なのかもしれませんが、自分の子どもがしていれば尚更!熱が入るのが人情でしょうか…。子どもも一緒に回るのは、とても必要なことかもしれません。
    ちなみに東京で育った私は、そんなブルジョワなスポーツはやったことがありませんでした。
    日本は本当にスポーツにお金がかかりすぎますね…。

    もう少し、目線が普通になっていくことがかなうといいのですが…。

    おなじPTAになれなくて、非常に残念な気持ちになりました。
    奥様に、お茶を頂戴しました。
    素敵な方ですね~!楽しそうで!

    和ませていただきました。

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  2. あ~、留守していてすみませんでした!女房、お茶出したあとで
    「400円になります」
    とか言いませんでした?(^^;

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