2013年2月15日
#0944 経費節減に名案なし┐(´д`)┌
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20:50
電気を大量に使って丸太を四角くしている我が工場。経費削減もさることながら夏場など電力の大需要にたいして少しでも貢献できたら、と社員一同で話をし、電力削減に取り組んできた所存でした。
結果、確かに仕事量が減ったことも大いに関係ありますが、工場の稼働率が高い7月~10月は、使用した総電力量は相当削減され、結果電力会社への支払いもカナーリ少なくて良かったのです。
・・・
ってか、去年我が工場は前年比で70%くらいしか回っていない感触で、薪製造機も稼働し始めたとはいえ高々15kWのモーターひとつですべての動力を起こすので、電力消費量は大したことがない。そう認識してました。
が、11月の請求で、今後の基本料金を決める最大電力需要量が6月に記録した48kWを超え、49kWとなってしまいました。
それまでは去年6月の48kWが基本料金の元となる数字でしたので、今年11月までは1kW多い数字を基本に、電気の基本料金が計算されてくるようになってしまったのです。
基本料金は家庭用の電力計算方法と異なり、1年間のうち30分間に使われた最大使用量がもとで計算され、その数字はそれ以後いかに少量で1年間過ごしたとしても固定されてしまうため、6月にそれまでのMaxと同じ48kWとなってしまって以降またその数字を下げることに大きな意味があることを社員一同で確認し、たくさんの機械が同時に高負荷で運転する事が無いよう、取り組んできていて、たしかに数字も43~45の間で推移していました。
たとえばその後45という数字で1年間をやり過ごしたとしたら、今年の7月請求分からは
45×1,361=61,245円が1か月の基本料金となるのですが、なんと11月に49を出してしまったため、
49×1,361=66,689円が、今年11月までの基本料金となります(この数字を越えなかった場合)。
差額5,444円。年間で約65,328円の増加となります。
でっか。従業員で散々飲めるぞな。
この請求が来て、すぐさま某中部電力担当者に電話を掛けさせていただきました。
「電気ぜんぜん使ってないし(使用電力量が大幅減)、機械も重複して運転稼働させていないのでこの数字が出たこと自体よく理解できないが、今後の工場稼働状況の管理に役立てたいので
11月の何日、何時ころにこの数字を記録したのかを教えてほしい」
と、その根拠の提示をお願いしました。
もしかしたら、計測機器の不良なども考えられるかもしれません。と。
じきに松本からお偉い(エロではない)方がわざわざ来られ、何言うかと思ったら
「計測器のここに49という表示がありますね。計測員の見間違いではありません」
な事誰も疑っちゃいネェだろ。ヲレだってそれ見りゃその数字を表示してるのわかるんだし。
「計測器は数年で交換するように義務付けられていて、この計測器はまだその年月に達していません」
だから不良ではないと?
散々遠まわしにいろんな推測的な根拠を述べられて、最後に
「使っていた、って事じゃないでしょうか」
だからさ、それはそれでいいんだって。
「11月のいつの何時ころにそれだけ使ってた」っていうその根拠を言ってもらわなきゃ、こっちは改善のしようがないでしょ。ものすごく不親切な仕組みですよね。
こうなりゃ工場の電気基本料金節減はデマンド管理を入れるしか不可能と見ましたが、デマンド管理も年間委託料が6万円近く掛かりますので、数字を42~43位に収めて節減分を10万円くらいに乗せられるように設定しないと意味がありませんな。
しかしウチの工場でそこまで数字を下げることが出来るかどうか。
空調や照明に大量の電気を使用する業種なら、デマンド管理によりその数字を超えそうなとき、空調機を一部停止したり、照明を一部消したりするなどの手法で消費量を下げることが出来ますが、数字を超えそうだからと言って製材機を停めてたら仕事になりません。
悩みどころだな。ケチなこと言ってないで、それ以上にしっかりと利益を出せる経営ができれば一番問題ないんだけどな。
それよかさっさと発電送電が分割されないかな。
結果、確かに仕事量が減ったことも大いに関係ありますが、工場の稼働率が高い7月~10月は、使用した総電力量は相当削減され、結果電力会社への支払いもカナーリ少なくて良かったのです。
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ってか、去年我が工場は前年比で70%くらいしか回っていない感触で、薪製造機も稼働し始めたとはいえ高々15kWのモーターひとつですべての動力を起こすので、電力消費量は大したことがない。そう認識してました。
が、11月の請求で、今後の基本料金を決める最大電力需要量が6月に記録した48kWを超え、49kWとなってしまいました。
それまでは去年6月の48kWが基本料金の元となる数字でしたので、今年11月までは1kW多い数字を基本に、電気の基本料金が計算されてくるようになってしまったのです。
基本料金は家庭用の電力計算方法と異なり、1年間のうち30分間に使われた最大使用量がもとで計算され、その数字はそれ以後いかに少量で1年間過ごしたとしても固定されてしまうため、6月にそれまでのMaxと同じ48kWとなってしまって以降またその数字を下げることに大きな意味があることを社員一同で確認し、たくさんの機械が同時に高負荷で運転する事が無いよう、取り組んできていて、たしかに数字も43~45の間で推移していました。
たとえばその後45という数字で1年間をやり過ごしたとしたら、今年の7月請求分からは
45×1,361=61,245円が1か月の基本料金となるのですが、なんと11月に49を出してしまったため、
49×1,361=66,689円が、今年11月までの基本料金となります(この数字を越えなかった場合)。
差額5,444円。年間で約65,328円の増加となります。
でっか。従業員で散々飲めるぞな。
この請求が来て、すぐさま某中部電力担当者に電話を掛けさせていただきました。
「電気ぜんぜん使ってないし(使用電力量が大幅減)、機械も重複して運転稼働させていないのでこの数字が出たこと自体よく理解できないが、今後の工場稼働状況の管理に役立てたいので
11月の何日、何時ころにこの数字を記録したのかを教えてほしい」
と、その根拠の提示をお願いしました。
もしかしたら、計測機器の不良なども考えられるかもしれません。と。
じきに松本からお偉い(エロではない)方がわざわざ来られ、何言うかと思ったら
「計測器のここに49という表示がありますね。計測員の見間違いではありません」
な事誰も疑っちゃいネェだろ。ヲレだってそれ見りゃその数字を表示してるのわかるんだし。
「計測器は数年で交換するように義務付けられていて、この計測器はまだその年月に達していません」
だから不良ではないと?
散々遠まわしにいろんな推測的な根拠を述べられて、最後に
「使っていた、って事じゃないでしょうか」
だからさ、それはそれでいいんだって。
「11月のいつの何時ころにそれだけ使ってた」っていうその根拠を言ってもらわなきゃ、こっちは改善のしようがないでしょ。ものすごく不親切な仕組みですよね。
こうなりゃ工場の電気基本料金節減はデマンド管理を入れるしか不可能と見ましたが、デマンド管理も年間委託料が6万円近く掛かりますので、数字を42~43位に収めて節減分を10万円くらいに乗せられるように設定しないと意味がありませんな。
しかしウチの工場でそこまで数字を下げることが出来るかどうか。
空調や照明に大量の電気を使用する業種なら、デマンド管理によりその数字を超えそうなとき、空調機を一部停止したり、照明を一部消したりするなどの手法で消費量を下げることが出来ますが、数字を超えそうだからと言って製材機を停めてたら仕事になりません。
悩みどころだな。ケチなこと言ってないで、それ以上にしっかりと利益を出せる経営ができれば一番問題ないんだけどな。
それよかさっさと発電送電が分割されないかな。
Written by
Morito D-David Nishizawa
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