しかも余震もわりに短いサイクルでやって来るというアフターサービス万全のアトラクションで、正直「この辺りってば、フォッサマグナ直上のわりに滅多に地震起きないね」とタカを括ってたヲレにはいい薬となったようです(他人事乙)
冗談はさておき、多くの方々にご心配いただきましたが、家族も家財も無事です。周囲も小谷村では大きな人的被害は報告されておらず、比較的平和な日を過ごさせて頂いています。
しかし物的被害は処々に出ているようですので、とりあえずいま進めさせて頂いている中土の古民家再生の現場に、早朝状況確認のため向いました。
途中、国交省の監視用車両が停まってるとおもったら、
道路上部側の堰堤にはタプーリとたまった崩落土砂(立木サービス付き)
現場は極めて良好な状況でした。さすが耐震に対して過剰とも思える設計施工を施しただけの事あるな。こういう事も考えられるから基礎工事にはカネ掛けなきゃダメなんだなウン。
で、すぐ先の元助役さんのお宅の車庫がとても気になったので足を延ばしてみてきました。
こちら、仕事の依頼をもらって設計に入るも、構造的に耐力を持たせることが難しいお施主様からの要求に、昔ながらの構造と仕口を取り入れることで水平力に対する耐力をもたせる方法を取りはしましたが、正直震度5までだと思ってました。
やじろべえとも思えるような細っちい骨組と華奢な造りでしたが、それでも昔の建物の構造、仕口のすごさを思い知るに十分な体験ができたことはとてもありがたい事です。
途中の岩壁は小屋を壊す寸前まで崩落。
小谷7人衆に数えられる名士のお宅の土蔵も、結構落っこちました。
ほいで我が家。この地震最大級の被災部分は薪置場崩落です。
いや待て待て→自分。みんな期待のヲレん家被災状況報告じゃネェのか?って事で超ローカルヲレん家ネタです。
金曜の晩、JRの保線区にお勤めの人事担当中村千与モンさんと一緒に飲み暮れていたので睡眠不足となり、その分の睡眠も取り戻そうと昨晩は午後8時に就寝。
としたものの午後10時に地震発生。慌てふためき寝床のある座敷から今に飛び出すも、キッチンカウンターから落下したトースターのヒーター管が破損し、そのガラスの破片を踏んじまいました(怪我なし)。
即座に2階の子供たちを見に行くと、裕貴だけはとりあえずびっくりして起きているものの、他の三姉妹はぐっすりお眠という素晴らしい成果。箪笥が倒れて下敷きになったりしちゃ大変だって事で、女房が子供たちを1階に下す間にヲレは会社の様子を見に行きました。
立て掛けてあるものなどがかなり倒れたりしてる状況を確認し、直せるところは直して少しの間見守りつつ、深夜12時くらいに家に帰りました。
確認はしたものの、明るくなってシャッターを開けるとそこはもうイリュージョンの世界感。
何をどうやって復旧するかさえもイメージできません。とりあえず臭いものには蓋をする感覚でシャッターを閉じましたピシャーリ。
この日指定のお客様のため、白馬まで配達に出るも国道は通行止め。栂池経由で配達を終了し、帰りしな我が家のお墓の状況を確認しました。
異常なし!隣のお墓は周りの石積みが崩れていましたが、ヲレん家のお墓は傾くこともなく、真っ直ぐあるべき形でピシーリと建っていました。
おまけ。TVでは盛んに中継の音声が入る中、小谷村民として小谷を代表してトークしたのは福島出身者。
変なイントネーションはネイティブではないからです。これを小谷の方弁とは理解しないでください(笑)
以前施工させて頂いた古民家再生のお宅がある白馬村の堀之内地区が、今回の地震で大きな被害を受けた場所でした。
心配でしたのでメッセージでやり取りをさせて頂きましたが、被害もなく無事ということで大いに安心しました!
ほいで、金曜に一緒に飲みあるいた千与モンさんのお宅が近所でも大きな被害を受けたとのことで、建物共済に対応を取るために現地を確認させて頂きました。
浴室が一番被害を受けたかな。
ほいでおまけ2。深夜、地震直後にはなかった現象ですが、朝会社に来てみるとなんと!
をれんトコの会社のすぐ横で、温泉が噴き出しました(´゚д゚`)
午前4時過ぎくらいから噴き出し始めた、と言う事でしたが、結構温かい。温度を測ると28度ほどあります。硫黄の匂いもして間違いなく温泉です。
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