2015年2月7日
#1371 訃報(涙)
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19:18
2007年5月3日に始まった「長商OB 応援団だより」。秋の大会までに9号を発行の後、2008年4月の春季大会において現在の「凱歌」1号としてリニューアルして現在に至りました。
我々保護者のみならず、長商を応援する方なら一度は目にしているであろうその「松っちゃん新聞」。長商野球部の選手たちの活躍や応援するOBとしての苦悩や希望を書き記しながら、長商野球部の選手たちの頑張りを公式戦ごと伝えて来たその情報誌発行人であり、猛烈に熱い思いで長商野球部を支えて来た1人であろうマッチャンがなんと12月に亡くなっていたと言う事を、先日の3年保護者新年会において聞きました。
昨春の大会あたりには調子が悪そうで、
「調子が悪いんだよ」
なんて話をしながらも、
「県大会には行けないと思うけど、夏までにはまた体調の様子見て応援にいく」
っておっしゃってた。
その夏、約束通りスタジアムに帰ってきたマッチャン。長商が一戦一戦勝ち上がるたびに需要が増える、球場で配布される「凱歌」。
準決勝の朝、球場外でいつものように到着するスタンドの選手たちを迎えようと立っていたら、マッチャンがいつも通りバイクに乗ってやってきました。
そして、印刷屋で印刷され梱包してある新聞を車で球場に運んできたのはなんと息子さん。
ゲート前の階段までは車で近づけないので、荷物をここで降ろしてもらって、球場ゲートを入ったいつもの場所まで運ぶのを手伝わせていただきました。
試合が終わるといつも写真を撮るのに忙しくて、いつの間に帰ってしまわれているのか知りませんが、たまにこうして試合を終えた選手たちを出迎える応援団の姿を少し遠巻きに笑顔で眺めている姿が印象的でした。
いつまでもかわらぬ気持ちで、長商野球部とそこに培われた精神、それを受け継ぎ頑張る選手たちを愛し、こうして文字にしてその思いをぶつけ、飛躍を願い続けてきてくださいました。
昨夏は残念ながら甲子園に連れて行くことが叶いませんでした。が、これまでこうして応援してくださってきたその気持ちに選手たちは応え、それはきっと長商を応援してくださる総ての方々の、次へのモチベーションへと繋がってきたはずです。
奇しくも昨秋は、その決勝で敗れたチーム同様、秋季北信予選に初戦敗退。必ずや強くなり、皆様の期待に応えてまた一つ、県大会の一番高い壁を破るチームになれるよう、私どもも精一杯応援していきます。
どうかその選手たちの姿を、その瞬間を、遠くスタンド上空のあの夏空の雲間から見守ってくださることを切に願い、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
安らかに。
そして、ありがとうございました。
ずっと前に預かった初版からの松ちゃん新聞。少し時間がかかるかもしれませんが、必ず活字にすることを約束します。
我々保護者のみならず、長商を応援する方なら一度は目にしているであろうその「松っちゃん新聞」。長商野球部の選手たちの活躍や応援するOBとしての苦悩や希望を書き記しながら、長商野球部の選手たちの頑張りを公式戦ごと伝えて来たその情報誌発行人であり、猛烈に熱い思いで長商野球部を支えて来た1人であろうマッチャンがなんと12月に亡くなっていたと言う事を、先日の3年保護者新年会において聞きました。
昨春の大会あたりには調子が悪そうで、
「調子が悪いんだよ」
なんて話をしながらも、
「県大会には行けないと思うけど、夏までにはまた体調の様子見て応援にいく」
っておっしゃってた。
その夏、約束通りスタジアムに帰ってきたマッチャン。長商が一戦一戦勝ち上がるたびに需要が増える、球場で配布される「凱歌」。
準決勝の朝、球場外でいつものように到着するスタンドの選手たちを迎えようと立っていたら、マッチャンがいつも通りバイクに乗ってやってきました。
そして、印刷屋で印刷され梱包してある新聞を車で球場に運んできたのはなんと息子さん。
ゲート前の階段までは車で近づけないので、荷物をここで降ろしてもらって、球場ゲートを入ったいつもの場所まで運ぶのを手伝わせていただきました。
試合が終わるといつも写真を撮るのに忙しくて、いつの間に帰ってしまわれているのか知りませんが、たまにこうして試合を終えた選手たちを出迎える応援団の姿を少し遠巻きに笑顔で眺めている姿が印象的でした。
いつまでもかわらぬ気持ちで、長商野球部とそこに培われた精神、それを受け継ぎ頑張る選手たちを愛し、こうして文字にしてその思いをぶつけ、飛躍を願い続けてきてくださいました。
昨夏は残念ながら甲子園に連れて行くことが叶いませんでした。が、これまでこうして応援してくださってきたその気持ちに選手たちは応え、それはきっと長商を応援してくださる総ての方々の、次へのモチベーションへと繋がってきたはずです。
奇しくも昨秋は、その決勝で敗れたチーム同様、秋季北信予選に初戦敗退。必ずや強くなり、皆様の期待に応えてまた一つ、県大会の一番高い壁を破るチームになれるよう、私どもも精一杯応援していきます。
どうかその選手たちの姿を、その瞬間を、遠くスタンド上空のあの夏空の雲間から見守ってくださることを切に願い、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
安らかに。
そして、ありがとうございました。
ずっと前に預かった初版からの松ちゃん新聞。少し時間がかかるかもしれませんが、必ず活字にすることを約束します。
Written by
Morito D-David Nishizawa
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