夏山大好きなヲレとしてはそんな大賛成な事ぁ願ってもない事でして、
というか、ホントはみづきだけを孫娘さんと一緒に行かせる予定でしたが、前日に
「明日の7時に登山開始だって」
というあまりにも急な連絡、七倉登山口までその時間に送り届けることは不可能で、しかも長い夏休みを退屈してるヒナマナも一緒に登りたい、と駄々をこねた為なので仕方なくヲレが追いかけ部隊長を務める運びになりました。
もう当然出発しただろう先遣隊を追いかけるべく、とりあえず記念撮影してっからいざ。
と進みかけた所で補導所の方に声かけられまして。
そうだった。長野県は登山届が義務化されていました。
記入も済んで、奥の高瀬ダムに向かう管理道路のゲートを開けて頂き登山開始。
トンネルすぐ手前から右折して、いよいよ登山道へ。
ここらではまだ元気@8:30。
が、ナメてました。ほぼ45度の傾斜角を九十九折に登る登山道も、急な上に木の根がはびこる難コース。しかも景色が全く変わりません。
途中に時々出てくる標識がどうにかモチベーションを維持してくれます。
厳しく登る。
みづきが抱えた補給水も、この後しんどくなって結局ヲレが持つ羽目に。
で、身軽になったみづきはすっかり犬のような感じで、先の方で少し待ってたかと思うと、姿が見えたらまた進む。
結局ヲレの事を気にかけて一緒に居てくれたのはヒナでした。
時々風穴もあり、
標高170メートルごとに立てられている標識もありがたい。
徐々に角度は厳しさを増し、気温も上昇。汗びっしょりです。
下の部分は発電所施設への管理道路も兼ねているらしいっすね。
これは一昨年、ウチが売った登山道整備用の資材。
資材は荷揚げしたものの、なかなか整備が追いつかないと現社長が言ってましたが、この条件じゃ無理も無い。
まぁそう簡単には腐らないと思います。
数少ない傾斜のゆるい場所もあり。
が、主には景色変わらず。
巨石の下側がボッコリ開いた、岩小屋。
ペースも急速に落ちまして、
皆んなで頑張りましたが、
気持よく風が抜けるこの日陰は、帰りでは上りの方がゆっくりうたた寝してました。
ここで昼食。おにぎりを食べ、水分を十二分摂って再スタート。
鼻突八丁じゃないの?
と、鼻突というくらいで急斜面に磨きがかかります。
皆んな見落としたこの標識。
ここで樹林帯を抜け、トンボが沢山飛び交うハイマツ地帯。トンボが指に止まったようで、いつまでもこうしてました(笑)
で、岩場に出た所でガスってきたと思ったら、
少し下のほうの大岩に雷鳥の姿あり。写真は撮れませんでした。
いよいよ最後の5分の1に。
と、ここで小屋から降りてきたらしい若い方に、
「小屋のおばちゃんが、”孫が登ってくると思うから、見かけたら頑張れ、って声かけて”って言われました」
え?うちの娘、そのお孫さんを追いかけてるんですけど、小屋に居ませんでした?
どうやらどこかで食い違いがあった模様。携帯も時折通じたり通じなかったりなので、とりあえずは小屋を目指して登ることに。
が、がれ場で上り難いのは変わらずですが、
ようやくあと少しまでたどり着きました。
稜線に出たところでお花畑も無事通過。
ヲレだけに書いた応援メッセージも♪
振り返るとお帰りの皆さんへのお気遣い。
とうとう小屋が見えるところまでやって来ましたヽ(´ー`)ノ
到着を祝って、おばさんから子どもたちへコーラとヲレに缶ビールのプレゼントが( *´艸`)
父の同級生、松沢さんもお元気で何よりですぉ!
ここから七倉ダムの見下ろし@マナ撮影
ヒナ@マナ撮影♪
小屋@マナ
ヲレもちょっとだけ散歩して、小屋を見返して見ました。
ガスも晴れ、夜は星空が見える予感♪
寝床も決まりました。
で、せっかく持ってったズームレンズに付け替えて登山口を。
ここから2本目。高地で酸素薄いとよく酔えます( *´艸`)
で、てっきり先に登り始めてたと思ってた孫娘、志保が父と一緒に到着。
みづきが到着を祝っての鐘を鳴らしました。
その頃に遠く表銀座方面のナンチャラ山に笠雲が。
むしろ天気悪くなる予感にがっかりしつつ、夕ごはんです。
山小屋でこのレベルは豪華。
で、お約束のフランス流食事(時間だけ)なみづき。
夜食も済んだ後、御茶会と呼ばれる会がありましたが、前半はすっかり疲れて寝てしまい、ヲレが聞けたのは最後だけ。
松沢さんのお話も、意外なことが多くて勉強になったな~。
御茶会が終わった後は消灯8時までの僅かな時間、星空ソムリエな志保パパに星の話などを聞きながら夜空を眺めました。
表銀座方面には厚い雲が掛かり、雷がゴロゴロなっていました(クワバラクワバラ)。
ここで初日は終わり。ばったりと朝まで、と言いたいところですがやはり心臓が苦しく、夜の3時ころまでうつらうつらするのが精一杯でした。
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