忘れもしない2年前、某国立公園内の遊歩道を改修するための木材を運搬中、満載に積んだ荷物が崩れてとっぴんしゃんorz...
ちょうど、この緩いカーブを向こうから走ってきて、崩れ落ちた荷物は手前のガードレールに見事ヒット。全体のおよそ1/3にあたる2.5トンほどの木材をとっ散らかしました(ガードレールが新品なのはそのせいです)。
8月末の平日月曜昼下がり。1枚で80㎏近くある板が20枚ほどと、一束300㎏ほどある丸太の束を3つ落下し、多くの木材はガードレールをぶっ壊して道路に散乱。
しかし、いつもはとても交通量の多い通りですがこの日はなぜか対向車もなく、歩行者もなくて人的被害ゼロだった事がまず奇跡で、しかもとりあえずトラックを停め道路上に散らかった木材を道路脇まで引きずり出すまで、上下合わせて大型トラックが2台しか通らなかったことも奇跡でした。
ガードレールを大きく壊したため、向かいの家の方が市役所と警察に連絡してくれ
事故を起こしてからしばらくすると雨も降りだし、びしょ濡れになりつつ懸命に片づけと撤去の準備をしていると、田の脇の民家のおばちゃんがやってきて、
「ちょっと大変だけど一息入れて」
と、自家製のしそジュースを一杯くれました。
もう少し走って、いつものローソンでパンとカフェラテを買おうと思っていたので、車内には飲み物もなく、しかしそれ以前にまずは復旧最優先で頑張っていたので、のどが渇いていることにすら気が付きませんでしたが、これがまた美味いしそジュースで、この一杯にほんとうに救われました。
長いことお礼もせずに放置しっ放しでしたが、かといってたいそうなお礼もできないので、この秋収穫された新そばの粉がようやく手に入ったのを良い機会とし、打った蕎麦を手土産にようやくお礼に伺えました。
この道はその後もよくトラックで通っているので、そのおばちゃんもたまに見かけては、
「こんだぁ荷物落とさないといいな」
と、気に掛けてくださっていたようです。
その後は荷物を落としたりすることなく、途中でも増し締めしながら運搬するなどして、気を付けています。
おばちゃん、お世話になりました。
おばちゃん、本当にありがとうございました。
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