2010年2月23日
#0123 公共工事とは。
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21:17
国道148号線の雨中地区を迂回しながら、地域の安全を確保するために計画されている地域高規格道路「雨中道路」。その概要がようやくある程度の形になって見えてきました。
狭く混みあい、騒音や衝撃、時には人身事故などの危険に悩まされ続けてきた雨中地区の皆さんが立ち上がり、安全で静かな生活道路を取り戻そうと活動をつづけ、ようやく形になってきました。
地域として安全であることはとても大切です。子供達により良い形の未来を手渡してあげなければ、私達の責務が果たせたとはいえないと思うのです。
がぁ~(`・д・´)
雨中地区の安全と安心を取り戻すために、月岡地区が崩壊してしまう計画というのもどういうモンか、と。現在の南小谷駅前に掛かる柳瀬橋は幅員が不足のため使用せず、その南側に新たに橋をかけて雨中地区側から月岡地区へと道路をつなげるそうですが、月岡地区の国道沿いで生活している住居は5軒。うち2軒が道路に当たり移転を余儀なくされる計画です。
雨中地区でも当然移転家屋が出てしまいますが、地区が崩壊するというほどのことはないでしょう。
それはともかく、現在の柳瀬橋が幅員狭小のために使えない、というのなら、高規格道路として計画している中に入っているやはり幅員が狭く難所である「外沢トンネル」はどうなんでしょう。実際に多くの死亡事故が、トンネル内で起こっていますし、一部は地質も悪く路面にうねりも出ています。
現在の柳瀬橋を利用するために橋の幅員を広げる工事を行い、その真正面にトンネルの出口を設けたとしても、移転家屋数はそんなに変わらないと思うのです。しかも現在は借家となっていて、地域に対して思い入れのある人が住んでいるわけでもありません。
アチラを立てればこちらが立たず、という話はドコでもありえますが、そもそもこの道路、今この現状の中で本当に必要なのでしょうか。
雨中地区の安全が確保できるのが工事終了後。今からおよそ8年後以降ということになりますが、雨中地区ではその時何軒住まっているのでしょうか。交通量はどうなんでしょうか。南小谷駅前の整備のためにも、南側に移すことは必要だという考えもありますが、その時南小谷駅の位置づけはどうなっているのでしょうか。利用客数の予想はどんなんでしょう。
公共工事とは、要望があって計画し、数々の問題を処理しながら実施されて供用開始となるわけですが、供用開始となったときにはすでに要望があったときと実情が異なり、いわゆる「無駄な公共事業」というレッテルを貼られることも数多く見受けられます。
今一度、計画を見直したほうが良いのではないのでしょうか。
狭く混みあい、騒音や衝撃、時には人身事故などの危険に悩まされ続けてきた雨中地区の皆さんが立ち上がり、安全で静かな生活道路を取り戻そうと活動をつづけ、ようやく形になってきました。
地域として安全であることはとても大切です。子供達により良い形の未来を手渡してあげなければ、私達の責務が果たせたとはいえないと思うのです。
がぁ~(`・д・´)
雨中地区の安全と安心を取り戻すために、月岡地区が崩壊してしまう計画というのもどういうモンか、と。現在の南小谷駅前に掛かる柳瀬橋は幅員が不足のため使用せず、その南側に新たに橋をかけて雨中地区側から月岡地区へと道路をつなげるそうですが、月岡地区の国道沿いで生活している住居は5軒。うち2軒が道路に当たり移転を余儀なくされる計画です。
雨中地区でも当然移転家屋が出てしまいますが、地区が崩壊するというほどのことはないでしょう。
それはともかく、現在の柳瀬橋が幅員狭小のために使えない、というのなら、高規格道路として計画している中に入っているやはり幅員が狭く難所である「外沢トンネル」はどうなんでしょう。実際に多くの死亡事故が、トンネル内で起こっていますし、一部は地質も悪く路面にうねりも出ています。
現在の柳瀬橋を利用するために橋の幅員を広げる工事を行い、その真正面にトンネルの出口を設けたとしても、移転家屋数はそんなに変わらないと思うのです。しかも現在は借家となっていて、地域に対して思い入れのある人が住んでいるわけでもありません。
アチラを立てればこちらが立たず、という話はドコでもありえますが、そもそもこの道路、今この現状の中で本当に必要なのでしょうか。
雨中地区の安全が確保できるのが工事終了後。今からおよそ8年後以降ということになりますが、雨中地区ではその時何軒住まっているのでしょうか。交通量はどうなんでしょうか。南小谷駅前の整備のためにも、南側に移すことは必要だという考えもありますが、その時南小谷駅の位置づけはどうなっているのでしょうか。利用客数の予想はどんなんでしょう。
公共工事とは、要望があって計画し、数々の問題を処理しながら実施されて供用開始となるわけですが、供用開始となったときにはすでに要望があったときと実情が異なり、いわゆる「無駄な公共事業」というレッテルを貼られることも数多く見受けられます。
今一度、計画を見直したほうが良いのではないのでしょうか。
Written by
Morito D-David Nishizawa
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