「只今列車は強風により運転を見合わせており、平岩駅で現在停車中です」
そうﾃﾞﾂｶ。
大糸線らしいこの状況。きっと今回3両編成で来るそれぞれのｷﾊ52も、幾度となく悪天候の中を走り、停まり、立ち往生してきたことでしょう。
時間が出来たので待合室に様子を見に行ってみると、かなり地元の方も多かったのにビックリしました。例の中川君も来てましたょ～→ISBさん（笑）
彼は別にﾃｯちゃんではないらしいのですが、今朝も写真を撮ってた時に彼もいましたので、そんな話をしたら、私と同じように
「そんなにマニアではないんだけど、やっぱりこれで見れなくなると思うと自分なりの形に残しておいたほうがいいかと思って。今日は休みだったから、1日大糸線沿線で写真を撮ってみていました」
ですって。同じ考えの人、他にもいたようで、しばらくすると同級生の美鈴。
「うっそぉ～！ﾓﾘ写真撮ってんの？」
ｦﾏｲもコンデジ持ってるじゃﾈｪか（笑）
「それがさぁ～、慌てて持ってきたﾓﾝで、何で電源入んないのかと思ったら電池入ってなかった」
ｦﾏｲそりゃ女房並にﾎﾞｹﾅｽだぞ ┐(´д｀)┌
それ以外にも、結構たくさんの方が。
んで、平岩駅21：40頃に出発した列車は南小谷駅に22：02到着。一緒に写真を撮りに行った廣やんはなんだか知らないけど血が騒いだみたいで、
「お父さん、駅に入っていい？」いいよ。入場券買って中入って写真撮っておいで。私は踏切まで一旦戻り、逆側に三脚を据えて写真を撮りました。
約10分の停車の後、青信号を待ってｷﾊ52は、最後の片道へと出発して行きました。長い汽笛を鳴らし、動き出した次の瞬間、最後尾車両の屋根の前後から噴出す白い排気。
お疲れ様でした。
私達家族も時折富山に行くときなど乗らせてもらいました。次の車両はｷﾊ120だそうで。
きっと、長い年月の後に同じように引退する日が来るのでしょうが、その時私達はどんなふうになっているのでしょうか。あるいは大糸線自体がそのときまで存続しているのかどうかもわかりませんが。
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